作品について勉強しよう－クローン豚・なにしてるねんそこで［堺・アートクルーズ］

堺・アートクルーズ

作品について勉強しよう

クローン豚・なにしてるねんそこで

◆作品名
クローン豚・なにしてるねんそこで
◆大きさ
幅：40センチ　奥行：120センチ　高さ：40センチ
◆材質
土（陶）
◆設置年
2006年
◆作品の解説
現代彫刻は素材を問わない。「立体」造形であればよい。作者は2005年の日本陶芸展に野焼きの彫刻的陶作品で入選したが、毎秋の大阪彫刻家会議「花と彫刻」展（大阪市うつぼ公園）でも、ユーモアと風刺のきいたクローン豚家族のシリーズで人々を楽しませる。スナゴケを植えて屋上緑化を試みている市役所（高層館）４階テラスの３頭の親子豚は、風雨にさらされてやや脱色し、最先端の遺伝子操作で生まれた不条理を、哀愁で訴えているようだ
解説：山村　悟（美術ｼﾞｬｰﾅﾘｽﾄ）

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