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作品名 |
フェニックスアーチ |
大 きさ |
幅:750センチ 奥行き:750センチ 高さ:1800センチ |
材 質 |
鉄 |
設置年 |
1994年 |
作品の解説
メキシコを代表する現代彫刻家のひとり。市内各所に古墳群が点在する、古代からの歴史のある町であることを意識してか、このモニュメントには古代の人々の営みを彷彿させる青銅器時代の銅鐸の形が象徴的にとりいれられている。堺駅前に設置され、空に向かって18メートルにまで伸びた大小二本の柱と大空に舞う二重のアーチは、堺のシンボルともなっている不死鳥(フェニックス)が未来に羽ばたく姿でもあり、堺の発展と他都市との交流が表現されている。21世紀にむけての新たな活力の象徴として、赤く彩色された作品は、その単純な形にもかかわらず、力強い造形力がうかがえる。
解説:中塚 宏行(大阪府立現代美術センター)