堺（さかい）・アートクルーズ

作品名( さくひんめい)	Ｉｔ　Bｌｏｗｓ． 風(かぜ)が吹(ふ)いてきたよ
大( おお)きさ	幅(はば)：120センチ　奥行(おくゆ)き：160センチ　高(たか)さ：460センチ
材　質( ざいしつ)	ステンレス
設置年( せっちねん)	2009年(ねん)

作品(さくひん)の解説(かいせつ)

ピカピカ光(ひか) る合金(ごうきん) のステンレス鋼(こう) は、さびない腐食(ふしょく) しないので現代感覚(げんだいかんかく) を 表現(ひょうげん) する新(あたら) しい造形(ぞうけい) によく使(つか) われる素材(そざい) だ。京都市在住(きょうとしざいじゅう) のこのベテラン彫刻家(ちょうこくか) は、硬(かた) いステンレス材(ざい) を細(ほそ) く切(き) って無数(むすう) の溶接作業(ようせつさぎょう) でタツマキ状(じょう) に上(うえ) に伸(の) びる、カーテンかすだれのような立体(りったい) に構成(こうせい) する。野外展(やがいてん) でいくつも 賞(しょう) をとった。題名(だいめい)はいつも同(おな)じ「風(かぜ)が吹(ふ)くよ」。珍(めずら)しく赤(あか)く塗(ぬ)られたこの作品(さくひん)は、美原区(みはらく)の幹線交差点角(かんせんこうさてんかど)でひょろりとよじれながら自己主張(じこしゅちょう)している。
解説(かいせつ)：山村(やまむら)　悟(さとる)（美術(びじゅつ)ジャーナリスト）