堺・アートクルーズ
どんな人が造ったの?

内田 晴之


●みんなへのメッセージ●
私は、風やモーターなどを動力源とした動く彫刻に興味を持ち、大学を卒業後動く彫刻を制作してきました。そこで私が用いた動力源は、電磁石や永久磁石です。磁石は鉄を引きつけたり、磁石同士では引きつけたり反発したり、その目に見えない力はとても魅力的です。その電磁石や永久磁石を使い、盤上のスチールボールが躍るような作品や、細いバイブがリズミカルに舞うような作品を作っていました。その後私の興味は磁石を使って、動かすことから逆に動かさないことへと変わってきました。「Two Oblong Blocks」(2個の直方体)は、長さ3メートルのステンレススチールの直方体が不安定に静止し、風が吹くとゆらゆらと動きます。直方体の中には永久磁石が取り付けてあるのですが、ゆらゆらとした動きを演出するのではなく、静止の状態を作るために使われているのです。
3.作品をよく見て楽しもう!
4.作品の見方
5.どんな人が造ったの?
  略歴
  主な展覧会と受賞
  個展
  パブリックコレクション
  他の作品
6.作品について勉強しよう
7.作品を見に行こう
0.はじめに
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