堺（さかい）・アートクルーズ

昼馬(ひるま) 和代(かずよ)

みんなへのメッセージ

「生命(せいめい)」それは数十億年(すうじゅうおくねん)もの遠(とお)い昔(むかし)から過去(かこ)・現在(げんざい)・未来(みらい)へと、はるかなる旅(たび)を続(つづ)けている。その生命(せいめい)の始(はじ)まりは、計(はか)りしれないほどの大(おお)きな可能性(かのうせい)を孕(はら)んだ極微(ごくび)な生物(せいぶつ)であった。そしてこの生物(せいぶつ)の誕生(たんじょう)に大(おお)きく関(かか)わってきたのが、生命(せいめい)の源(みなもと)・・・水(みず)である。「生命(せいめい)と水(みず)」は切(き)り離(はな)すことの出来(でき)ない相互関係(そうごかんけい)を保(たも)ちながら、原初的(げんしょてき)な細胞(さいぼう)は増殖(ぞうしょく)を重(かさ)ね、同種(どうしゅ)のプログラムを創(つく)りだしたのである。また生命(せいめい)は不思議(ふしぎ)な「性(せい)」を持(も)ち誕生(たんじょう)を確(たし)かなものにした。私達(わたしたち)はどこから来(き)たのかという問(と)いかけに、'遠(とお)い昔(むかし)に水(みず)から来(き)た'と言(い)えるのではないだろうか。
過去(かこ)から未来(みらい)に向(む)けて生命(せいめい)の源(みなもと)であり続(つづ)ける・・・水(みず)。
この度(たび)の保険所(ほけんじょ)陶板(とうばん)制作(せいさく)では、生命(せいめい)の根源(こんげん)である美(うつく)しい水(みず)を水滴(すいてき)に喩(たと)え、健康(けんこう)な生命(せいめい)の営(いとな)みや未来(みらい)への希望(きぼう)を、鳥(とり)や虹(にじ)、そして植物(しょくぶつ)に置(お)き換(か)えて、表現(ひょうげん)しようとしたものです。大切(たいせつ)な私達(わたしたち)の地球(ちきゅう)、そして二万年(にまんねん)もの昔(むかし)から海(うみ)と関(かか)わって来(き)た堺(さかい)。より良(よ)い社会(しゃかい)や環境(かんきょう)をつくる事(こと)は、現代(げんだい)に生(い)きる私達(わたしたち)の使命(しめい)であり、文化(ぶんか)であると考(かんが)えています。この陶板(とうばん)を見(み)る人々(ひとびと)の想像(そうぞう)を広(ひろ)げ、安(やす)らげる場(ば)として親(した)しんでいただければと思(おも)っています。

作者(さくしゃ)の略歴（ りゃくれき）

1947	大阪府(おおさかふ)堺市(さかいし)に生(う)まれる
1976-97	水野(みずの)清亀(すがき)・ひさの氏(し)に師事(しじ)
1977-97	女流(じょりゅう)陶芸展(とうげいてん)初出品(はつしゅっぴん)
1978-98	女流(じょりゅう)陶芸展(とうげいてん)　毎日新聞社(まいにちしんぶんしゃ)賞(しょう)（京都(きょうと)市立(しりつ)美術館(びじゅつかん)） 女流(じょりゅう)陶芸展(とうげいてん)会員(かいいん)
1979-	堺市展(さかいしてん)　市長賞(しちょうしょう)２回(かい)他(ほか)　現在(げんざい)委嘱(いしょく)
1989	女流(じょりゅう)陶芸(とうげい)選抜展(せんばつてん)〔画廊(がろう)ぶらんしゅ〕 草月(そうげつ)・華(はな)と陶芸展(とうげいてん)〔大阪(おおさか)そごう百貨店(ひゃっかてん)〕
1992	女流(じょりゅう)陶芸(とうげい)in東京(とうきょう)〔東急(とうきゅう)百貨店(ひゃっかてん)〕
1994	京都(きょうと)クラフト展(てん)−世紀(せいき)を超(こ)えるクラフト展(てん)〔京都(きょうと)文化(ぶんか)博物館(はくぶつかん)〕
1995	アジア陶芸(とうげい)フェスティバル〔インテックス大阪(おおさか)〕 伊丹(いたみ)クラフト展(てん)〔伊丹(いたみ)蔵富都(くらふと)館(かん)〕
1996	京都(きょうと)クラフト展(てん)〔京都(きょうと)クラフトセンター〕
1997	京(きょう)'97領域(りょういき)…線(せん)展(てん)〔京都(きょうと)四条(しじょう)ギャラリー〕 京都(きょうと)クラフト東京展(とうきょうてん)〔松屋(まつや)百貨店(ひゃっかてん)〕 京都展(きょうとてん)〔京都(きょうと)クラフトセンター〕 日本(にほん)クラフト展(てん)〔大阪(おおさか)松坂屋(まつざかや)〕
1998	第(だい)１回(かい)個展(こてん)〔茶屋町(ちゃやまち)画廊(がろう)〕 ニューヨーク・堺(さかい)美術家(びじゅつか)交流展(こうりゅうてん)〔堺(さかい)市立(しりつ)博物館(はくぶつかん)〕 ニュージーランド陶芸(とうげい)40周年(しゅうねん)記念展(きねんてん)招待(しょうたい)出品(しゅっぴん)〔テ・パパ博物館(はくぶつかん)〕 ニュージーランド・ウェリントン市(し)市民室(しみんしつ)・マイケルファウラーセンターに作品(さくひん)寄贈(きぞう) 国際(こくさい)陶磁器展(とうじきてん)美濃(みの)'98 朝日(あさひ)陶芸展(とうげいてん)
1999	朝日(あさひ)陶芸展(とうげいてん)信楽(しがらき)陶芸展(とうげいてん)−器(うつわ)を超(こ)えて−〔陶芸(とうげい)の森(もり)〕
2000	堺北(さかいきた)保健所(ほけんじょ)陶板(とうばん)制作(せいさく)−生命(せいめい)の旅(たび)−（2m×4m） 第(だい)６回(かい)台湾(たいわん)陶磁(とうじ)金賞展(きんしょうてん) 益子(ますこ)陶芸展(とうげいてん) 第(だい)２回(かい)個展(こてん)〔アートスペース　フジカワ〕
2001	TAIPEI COUNTY YINGKO CERAMICS MUSEUM作品(さくひん)買(か)い上(あ)げ 堺(さかい)・ウェリントン陶芸(とうげい)交流展(こうりゅうてん)〔堺(さかい)市立(しりつ)文化館(ぶんかかん)〕
2002	堺(さかい)陶芸会(とうげいかい)設立(せつりつ)。 −土(つち)・無限(むげん)の世界(せかい)−sakai 陶芸展(とうげいてん)part1展(てん) 堺(さかい)・ニューヨーク美術家(びじゅつか)交流展(こうりゅうてん)（BRIEGE） 第(だい)３回(かい)個展(こてん)〔アートスペース　フジカワ〕
2003	−造形(ぞうけい)・炎(ほのお)・融合展(ゆうごうてん)−ウェリントン・堺(さかい)陶芸(とうげい)交流展(こうりゅうてん)〔ウェリントン陶芸(とうげい)協会(きょうかい)〕 朝日(あさひ)現代(げんだい)クラフト展(てん) 堺(さかい)・ウェリントン美術家(びじゅつか)交流展(こうりゅうてん)（BRIDGE） 日韓(にっかん)美術(びじゅつ)交流展(こうりゅうてん)（BRIDGE） 第(だい)４回(かい)個展(こてん)〔ギャラリーいろはに〕 第(だい)５回(かい)個展(こてん)〔ギャラリーNOW〕
2004	−土(つち)・無限(むげん)の世界(せかい)−sakai 陶芸展(とうげいてん)part2展(てん)（堺(さかい)陶芸会(とうげいかい)） 日本祭(にほんさい)・河合(かわい)勝三郎(しょうざぶろう)氏(し)と二人(ふたり)展(てん) −平面(へいめん)と立体(りったい)の融合(ゆうごう)〔ウェリントン・マイケルファウラーセンター〕 ニュージーランド 日本(にほん)大使館(たいしかん)・WPAに作品(さくひん)寄贈(きぞう) 二人展(ふたりてん)〔ギャラリー展(てん)〕 ウェリントン・堺(さかい)美術家(びじゅつか)交流展(こうりゅうてん)（BRIDGE）〔セントジェームズミュージアム〕 チャンウォン・堺(さかい)美術家(びじゅつか)交流展(こうりゅうてん)（BRIDGE）〔堺(さかい)市立(しりつ)美術館(びじゅつかん)〕 第(だい)６回(かい)個展(こてん)〔夢庵(ゆめあん)〕
2005	朝日(あさひ)現代(げんだい)クラフト展(てん) ニュージーランド＆日本(にほん)　陶(とう)４人展(にんてん)〔ギャラリーいろはに・茶屋町(ちゃやまち)画廊(がろう)〕 他(ほか)　グループ展(てん)多数(たすう)
現在(げんざい)	堺(さかい)美術(びじゅつ)協会(きょうかい)役員(やくいん) 泉北(せんぼく)美術(びじゅつ)を育(そだ)てる会(かい)会員(かいいん) BRIDGE会員(かいいん) 堺(さかい)陶芸会(とうげいかい)会員(かいいん) ハーベストの丘(おか)里山(さとやま)陶芸(とうげい)工房(こうぼう)顧問(こもん)　講師(こうし) 史乃和(しのわ)陶芸(とうげい)工房(こうぼう)主宰(しゅさい)

他(ほか)の作品(さくひん)