堺(さかい)・アートクルーズ

生命の旅(せいめいのたび)
作品名( さくひんめい) 生命(せいめい)(たび)
( おお)きさ (はば):395センチ 奥行(おくゆ)き:2センチ (たか)さ:200センチ
材 質( ざいしつ) 陶板(とうばん)
設置年( せっちねん) 2000(ねん)

作品(さくひん)解説(かいせつ)

タイル(じょう)陶板(とうばん)32(まい)()りつけた壁画(へきが)である。基調(きちょう)清潔感(せいけつかん)のある(しろ)で、(かく)陶板(とうばん)中央(ちゅうおう)にはコバルト(ゆう)のブルーが水滴状(すいてきじょう)()()がり、画面(がめん)全体(ぜんたい)にピンクの(とり)黄色(きいろ)(はな)、グリーンの()()がシルエットのように(うす)(えが)かれている。全体(ぜんたい)構図(こうず)(かんが)えながら各部(かくぶ)陶板(とうばん)(えが)き、焼成(しょうせい)する繊細(せんさい)仕事(しごと)で、健康(けんこう)気遣(きづか)人々(ひとびと)検診(けんしん)母子(ぼし)などに、(いや)しの雰囲気(ふんいき)をつくりだした。陶芸家(とうげいか)である作者(さくしゃ)の、公共(こうきょう)空間(くうかん)アートへの挑戦(ちょうせん)だった。
解説(かいせつ)山村(やまむら) (さとる)美術(びじゅつ)ジャーナリスト)