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作品名 |
躍水 |
大 きさ |
幅:160センチ 奥行き:160センチ 高さ:770センチ |
材 質 |
鉄・ステンレス |
設置年 |
1981年 |
作品の解説
奈良時代の和泉出身の僧・行基は諸国を回って、人々のために橋を架け、井戸を掘った。深井も行基が井戸を掘った地とされる。作者は近代化の進むこの地域の象徴として、「水」を選んだ。清水が地層をくぐって勢いよく湧き出るイメージ。素材は鉄とステンレス。高架駅からも見えるように配慮して、地上からは見上げるような高さの黒い柱の上に光る水滴状のオブジェがある。柱の底部、腹部には流水あるいは地層を思わせる文様が彫られている。
解説:山村 悟(美術ジャーナリスト)