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作品名 |
無題 |
大 きさ |
幅
:200センチ
奥行
き:100センチ
高
さ:110センチ |
材 質 |
ブロンズ |
設置年 |
2007年 |
作品の解説
チンチン電車が走る大通りの宿院交差点。植え込みに隠れるように設置されている。目線を低くしてのぞきこむ、モニュメントらしくない異色の街頭彫刻である。素材はブロンズと黒御影石。岩のように起伏する青銅の表面には、土、水、空、気、草、虫、美、在、無などの凹文字と木の葉のかたちが散在する。水面に見立てる石の表面には波紋が彫られ、それを見つめる男の小さな像。現代彫刻の分野で個性的な足跡を残した作者の心象風景といえる。
解説:山村 悟(美術ジャーナリスト)