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作品名 |
儘 |
大 きさ |
幅:70センチ 奥行き:55センチ 高さ:150センチ |
材 質 |
銅、鉄、台:セメント |
設置年 |
2003年 |
作品の解説
観覧車など遊園地の要素を取り入れた堺市南区の農業公園「ハーベストの丘」には、広大な園地の何ヵ所かに大阪彫刻家会議の会員たちの立体造形が設置されている。杉本さんの作品は入場門近くの芝生花壇に立っている。銅パイプと鉄線による「立体的ドローイング」。人物なのか樹木なのか。自己主張を抑えて何かを問いかけてくる。大阪芸大彫刻科を出て個展や全関西展などで常にこのひょうひょうとした作風の「線描」シリーズを発表し続けるユニークな存在である。
解説:山村 悟(美術ジャーナリスト)