堺（さかい）・アートクルーズ

作品名( さくひんめい)	晴耕雨読(せいこううどく)
大( おお)きさ	幅(はば)：50センチ　奥行(おくゆ)き：50センチ　高(たか)さ：286センチ
材　質( ざいしつ)	ステンレス・黒御影石(くろみかげいし)
設置年( せっちねん)	1993年(ねん)

作品(さくひん)の解説(かいせつ)

大阪府立大(おおさかふりつだい)・学術(がくじゅつ)情報(じょうほう)センターの玄関(げんかん)ロビーに、細(ほそ)く、ひっそりとたたずむ。上部(じょうぶ)を黒(くろ)く磨(みが)いた御影石(みかげいし)の台(だい)に立(た)つステンレスの角柱(かくちゅう)。根元(ねもと)が水滴(すいてき)（雨(あめ)のしたたり）状(じょう)に光(ひか)って、作品(さくひん)の題名(だいめい)に対応(たいおう)する。周囲(しゅうい)のテーブルでは学生(がくせい)、教員(きょういん)たちが静(しず)かに読書(どくしょ)し、いかにもキャンパスらしい雰囲気(ふんいき)。作者(さくしゃ)は京都市立(きょうとしりつ)芸大(げいだい)で彫刻(ちょうこく)を専攻(せんこう)した後(あと)、大阪(おおさか)工大(こうだい)で建築(けんちく)を学(まな)んだ。「建築家(けんちくか)の心(こころ)で空間(くうかん)を創(つく)り、彫刻家(ちょうこくか)の心(こころ)でものを創(つく)りたい」（大阪(おおさか)彫刻家(ちょうこくか)会議(かいぎ)20周年(しゅうねん)記念誌(きねんし)『触(しょく)』から）。
解説(かいせつ)：山村(やまむら)　悟(さとる)（美術(びじゅつ)ジャーナリスト）