落ちそうで落ちない!
無駄のない二つのブロックを組み合わせただけの作品ですが、何か不思議な感じがするのはどうしてでしょう、よく考えてみてください。作品の前に立つと張り詰めた緊張感が伝わってきます。この作品はコンクールに出品された後、堺市博物館の中庭に設置されています。博物館には、古墳時代の土器等がたくさん展示され、石室も復元されています。偶然ですが、ブロックの形は石棺の形にも似ていますね。表面は何かで引っかいたような模様もあり、ミステリアスです。「大昔の謎が秘められているかもしれない。」こんなことを考えるのも楽しいですね。